トム・ブラウン、ピエールパオロ・ピッチョーリらに聞く、創立70周年を迎えるモンクレールへの想い。

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2024/11/24 14:36

トム・ブラウン、ピエールパオロ・ピッチョーリらに聞く、創立70周年を迎えるモンクレールへの想い。

1952 年に創業し、今年70周年を迎えたモンクレール（MONCLER）。ミラノでのイベントを皮切りに、世界中での70日間にわたるセレブレーションを行うという。今回、スペシャルな「マヤ」ジャケットを手がけたデザイナーたちに、モンクレールとのコラボレーションについて聞いた。

モンクレール（MONCLER）の会長兼 CEO であるレモ・ルッフィーニは、自身の誕生日を祝う気持ちはもうないと言う。「（誕生日は）自宅に閉じこもって、誰とも会いたくありません！」

しかし、モンクレールのこととなれば話は違ってくる。来たる9月24日（現地時間）の夜、今年70周年を迎えるブランドのバースデーショーが、ミラノのドゥオーモ広場で幕開けする。創業年にちなんだ1952名のモデルおよびパフォーマーが、アーティスティックディレクターのサデック・ワフの指揮の下、MONCLER コピー パフォーマンスを披露するという。

これは、そこから続くグローバルキャンペーンのほんの始まりに過ぎない。今後「Extraordinary Expedition」と題された展示イベントがニューヨーク、ロンドン、東京、ソウルを巡回（中国ではデジタルのみ）するほか、アーティストのアントニ・トゥディスコとの共同プロジェクトでは7点のNFT作品が制作されている。さらに、ブランドのシグネチャーアイテムである「マヤ」ダウンジャケットが、12種類のカラーと70周年記念ロゴで刷新された限定エディションとして登場予定だ。

しかし最もエキサイティングなニュースは、ブランドの歩みに深く関わってきた7人のクリエイターの帰還ではないだろうか。2003年にモンクレールを買収したルッフィーニがすぐに着手したのが、ジュンヤ・ワタナベ（JUNYA WATANABE)、フェンディ（FENDI)、ニコラ・ジェスキエール時代のバレンシアガ（BALENCIAGA)を始めとするブランドとの一連のコラボレーションだった。

今や一大事業となった「モンクレールジーニアス」プロジェクトは、ブランドの原動力たる「エネルギー」の源だとルッフィーニは表現する。そんなブランドの歴史で重要な役割を果たしてきたファレル・ウィリアムス、リック・オウエンス、トム・ブラウン、ピエールパオロ・ピッチョーリ、ジャンバティスタ・ヴァリ、モンクレール 藤原ヒロシ、そしてフランチェスコ・ラガッツィといったプレイヤーたちが、今回モンクレールと再会を果たす。各デザイナーが独自のアレンジを施した「マヤ」スペシャルエディションが10月15日より毎週シリーズとして発表されるほか、それぞれのエディションには各人がインスピレーションとして抜擢した一人の人物をフィーチャーしたキャンペーンが展開される。

ファレル・ウィリアムスはコレクションについてこう話した。「このプロジェクトには、素晴らしいアーティストが何人も関わっています。すべてを目にするのが待ちきれません」

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